これで安心!ウエルカムスピーチで気をつけるポイント

これで安心!ウエルカムスピーチで気をつけるポイント

披露宴冒頭でがっちりゲストの心をつかむ

2~3時間くらいの長い時間をかけて行うことになる結婚披露宴ですが、その冒頭に行われるのがウエルカムスピーチです。
式の最初の進行としては、ゲストたちが時間通りに席についたところで司会者の案内により新郎新婦が入場し、全員がそろって席について最初にウエルカムスピーチを行うという流れが一般的です。

つまりその後に行われる新郎新婦の紹介やゲストから受ける祝辞の前に行う最初の挨拶ということになります。
新郎新婦とは知り合いであるゲストたちですがその場に集まるのはその時が初めてです。
なのでそれらの人たちに対して集まってくれたことへのお礼を述べることで会場の一体感を作ることができます。

そんなウエルカムスピーチで注意をしたいのが、まだ硬い場の雰囲気を和らげ式を楽しんでもらいたいという気持ちを伝えるということです。
新郎新婦ももちろん緊張しているとは思いますが、そこでガチガチのまま挨拶をしてしまってはゲストたちの緊張もほぐれません。

特に長々と話をしていく必要はありませんのでまずは元気よく、準備をしてきたこの式を成功させたいという素直な気持ちを伝えるようにしましょう。

新郎新婦で協力しながら行ってみる

この最初のウエルカムスピーチは以前までは新郎が担当することが多かったのですが、現在では新郎新婦二人で式を準備してきたということを示すために交互に挨拶をするというケースも増えてきています。

ユニークな方法としては新郎新婦で別々に挨拶をするのではなく、あらかじめ決めておいた文面を交互に読み上げるといったやり方があります。

二人で順番に挨拶をしていくことで新郎新婦の親しさをアピールすることができるとともに、ちょっとしたユーモアが感じられるので冒頭の空気をつかむにはおすすめの方法です。

スピーチは長くならないようにだいたい3分くらいで終わるように文章をまとめておき、パート分けをするならきちんと事前に練習をしておくようにしたいですね。

スピーチをするときにはきちんと最初と最後に深く礼をするようにし、できればにこやかに楽しげな口調を意識してするのが望ましいです。

文章のだいたいの流れ

ウエルカムスピーチでは特にこれといったユーモアを交えなくとも、ありきたりの文章で十分です。
一般的な流れとしてはそのあと新郎新婦のプロフィールについて司会者から紹介を受け、その後ゲストからの祝辞につづいていきます。

その後新郎新婦が自らマイクをとって挨拶をする機会は何度もありますので、最初から飛ばす必要もないでしょう。
大きな流れとしては「参加してくれたことへのお礼」「披露宴を楽しんでもらいたいという気持ち」「この式で特に見て欲しいこと」「まとめの一言」というふうになります。

気を使いたいところとしては「この式で特に見て欲しいこと」についてで、自分たちが式の準備をしていくにおいて気をつけたことなどを伝えておくとより演出を楽しんでもらいやすくなります。

コース料理のこだわりでもいいですし、ウエルカムボードやそれぞれのテーブルにある飾りに込められている意味などどこに自分たちが気持ちを込めたかということを最初に伝えることで参加者たちも式に参加したことを嬉しく思えるでしょう。