「結婚式でありがちなお金のトラブル」ってどんなのがあるの?

「結婚式でありがちなお金のトラブル」ってどんなのがあるの?

金銭感覚の違いはかなり致命傷になることも

未婚の人に対し結婚相手に望むことを聞いてみると、「性格がよく価値観が合う人」といったことがまず最初に挙げられます。
目先の経済力や見た目といったことももちろん重要ですが、それ以上に結婚生活を長続きさせることができるかはお互いの価値観の一致が最も大切になります。

中でも金銭感覚に関する価値観はそれ自体が致命的な夫婦喧嘩の原因にもなるかなり重いものであるため、結婚式の前からできるだけ意志の疎通を図っていってほしいところです。

結婚式のプランはちょっとした違いで数十万円の差が出てくるものなので、どこまでを妥協し意見を取り入れるかはしっかり夫婦で話し合っておかなければいけません。

トラブルで多いのは、通常結婚式は大安を好んで設定する人が多いので、仏滅の日は多少お安くなるプラインがあります。
そこを新郎新婦と両親とで話合わずに、日程を決めてしまった場合に、縁起を気にする方がとても不愉快な思いをします。
六輝などが気になるのかどうか、縁起をかつぐタイプなのかどうか人によって違うので、事前に確認しながら日程調整やプラン決めをおすすめします。

実家との持ち出し分が問題になることも

お金に関するトラブルでもう一つありがちなのが、自分や相手の実家との意見の違いです。
まだ知り合って間もないこともあり多額の金額についての話はしづらいところなのですが、曖昧のまま話を進めていったためにどちらがいくら負担するかを支払いの段階でもめてしまうということがよくあります。

特に出身地の異なる二人の両親の場合、誰がどのくらい出すかというそもそもの常識が全く違うということもあるので、任せっきりにしていたところ突然お金が足りないと言われてしまうことも珍しくありません。

また、両親にお金を支払ってもらっていた場合、ご祝儀を両親が受け取るのか結婚する本人達が受け取るのか、本人達から両親へ確認しておいたほうが良いでしょう。
仮に、両親はご祝儀を受け取らないつもりでいたとしても聞かれるのと聞かれないのとでは気分が違うでしょうから、感謝の気持ちも込めてご祝儀の報告をしましょう。

ご祝儀を貰ったら結婚内祝いをしっかり贈ろう

入籍や結婚式をした際に、身内の親戚や友達、会社の同僚など様々な人からご祝儀を貰うことになるかと思います。そうした際に、しっかり誰からいくらもらったのかと言うのを把握しておく必要があります。

その理由としては、ご祝儀を頂いた相手には結婚内祝い(お返し)を贈るのがマナーとなっているためです。このお返しをしっかりしないことで、身内でも人間関係が良くなることもあるため、親しき中にも礼儀ありという心配りを忘れないようにしましょう。

結婚式で引き出物としてお返しを贈って済ませることもありますが、人によってはご祝儀の金額が多く引き出物のお返しだけでは金額的に足りないという場合があります。
一般的な結婚内祝いの相場は、ご祝儀の1/3となっていますので金額と予算に合わせてお返しをしましょう。

どんな物を贈るか悩ましいところですが、最近では商品でお返しをするというよりも、貰った人が選べる結婚内祝い用のカタログギフトを贈る人も増えています。贈る側も貰う側もそこまで気を使わなくていいため、カタログギフトは結婚内祝いのギフトとして新たな定番となってきているためおすすめです。